現在、自宅での生活を希望している高齢者は増え続けており、地域全体で高齢者を見守る態勢を整えることが課題となっています。
この度、東京都品川区では、今までのシステムを活用しながら要介護認定を受けていない高齢者(自立高齢者)も対象に含めた介護保険の訪問介護サービスをモデル事業として実施することになりました。
このモデル事業は、現行の仕組みを活用し、要介護認定を受けていなくても、退院した直後や持病などで不安を抱える高齢者の在宅支援を充実させることを目的としたもので、要介護認定を受けていない高齢者まで含めた訪問介護サービスの実施は都内では初めてです。
このモデル事業は、品川区内に住んでいる65歳以上の一人暮らし・高齢夫婦のみの世帯を対象とするものです。
無料で希望者の自宅に通報用のコール端末をセットし、ヘルパーが呼び出しに応じたり、定期的に高齢者宅を巡回したりするなど、現行の夜間訪問介護サービス(22:00-7:00)を24時間体制に拡大した内容になっています。
定期巡回は無料ですが、呼び出しに応じて訪問した場合は1回につき1000円の負担となります。このような仕組みで来年1月末までに119番などの緊急通報体制との連携・共存を図るとともに、適正な料金や安心感についても調査していく予定です。
尚、この調査結果は、来年度に策定する品川区の介護保険事業計画の基礎資料として用いられることになっています。