長寿で知られる沖縄県では、老老介護の家庭が少なくないようです。
この度、県内の国頭村辺土名に住む島曙美(あけみ)さん(74才)が、老老介護の中にできる限り喜びや楽しみを見出そうと、沖縄料理のレシピ本『これでいいんだよね「なんくるないさ」沖縄料理で介護を乗り切る』を出版しました。
村の生活研究会に属し料理研究の続けてきた曙美さんは、本書の中に、自分の好きな仕事である沖縄料理に関する解説だけでなく、ご主人である稔さんの介護体験も盛り込んでいます。
老老介護生活が始まったのは、稔さんが脳内出血で倒れ右半身が不自由になった9年前のことです。
曙美さんによれば、最初は心中すら考えるほど介護が辛く、苦しかったそうですが、ヘルパーさんや周囲の皆さんの援助とご主人の笑顔を支えに、老老介護生活を乗り切ってきたとのこと。
曙美さんは、そうした介護体験の中から、介護生活のどこかに少しでも楽しみを見出すことが大切だという点に気づきました。
本書は、全国生活研究グループのお墨付きを得たミョウガのにぎりずしなど3品も掲載しており、栄養バランスの優れた沖縄料理のレシピが満載です。
また、歯が弱くなったり少なくなったりした高齢者でも食べられるよう、材料を細かく刻んで作る介護食のレシピ本としても、大きな注目を集めるかもしれません。
『これでいいんだよね「なんくるないさ」沖縄料理で介護を乗り切る』は1冊千円。お問い合わせは、島曙美さんご本人(0980ー41ー5225)までどうぞ。