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2009年7月13日月曜日

「認知症」や「ALS」の原因抑制物質が発見

東京都精神医学総合研究所の野中隆主席研究員を初めとする研究グループが、若年性認知症や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療に効果がある物質を発見しました。

同研究グループは、7月11日に開催された国際アルツハイマー病学会において、この物質に関する発表を行ったそうです。

ALSは、かつてメジャーリーグの名選手だったルー・ゲーリッグがかかった難病として知られています。

また、若年性認知症(40~65歳で発症)も、有効な治療方法がいまだ確立されていません。

若年性認知症やALSは、脳や脊髄にTDP43というたんぱく質が異常状態で蓄積することによって発症するものです。

研究グループは、遺伝子技術によって、若年性認知症やALSの患者さんの脳細胞を再現することに成功しました。

そして、従来アレルギー治療などに使用されていた医薬品と国内の或る市販薬剤とを同時使用すれば、異常たんぱく質を80%以上減らせることがわかったのです。

この物質を使った治療法が実用化されれば、若年性認知症や筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんや介護家族にとっては、大きな朗報と言えるでしょう。