6月27日、第23回医療ルネサンス・セミナー(NPO法人日本臨床歯周病学会/読売新聞西部本社主催)が、「要介護者のQOLを高めるために~いのちを支える歯科医療」をテーマに開催されました。
セミナーでは、医師などの専門家が歯科治療や口腔ケアがいかに重要であるかを詳細に解説しました。
たとえば、歯科医の立場からすると、要介護者とその家族が毎日規則的に同じ食卓を囲む習慣を実践することが、ノーマライゼーション(共生化)をもたらす上で、もっとも重要なことなのだそうです。
入れ歯が合わないせいで栄養状態が悪化したり、口腔ケアが不十分なため強烈な口臭を放ったりする要介護者が多数存在する現状を鑑みれば、要介護者のQOL(生活の質)を高めるための基本は、口腔ケアからということになるのでしょう。
セミナー参加者は、口腔内の状態に常に気配りをすることが、要介護者の健康状態のさらなる悪化を防ぐために不可欠であるとの認識を、より一層深めたようです。