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2009年5月24日日曜日

元三菱重工技術者が介護タクシー事業を開業

元三菱重工の技術者が、定年まであと2年となった今年3月末、早期退職に踏み切り、「大亀介護タクシー」を開業しました。

開業したのは、広島県三原市に住む大亀準一さん(58歳)です。
大亀さんはかつて、三菱重工業で航空機や鉄道車両の製作に従事していました。

サラリーマンとして多忙な日々を送っていた大亀さんが介護に関心を持ったのは、5年前、自身が糖尿病をわずらい入院したことがきっかけでした。

同室の男性入院患者が、重い糖尿病のため脚を切断しました。
その患者さんは、不自由な体になっても、自由に外出することを切望していたのだそうです。

大亀さんは、自身が退院した後も、歩くのが不自由なお年寄りの姿を見るたびに、何か力になれないかという思いにかられました。

その時、大亀さん頭に浮かんだのが、介護タクシーの起業だったのです。

介護タクシーの開業準備は、2006年から開始しました。
ホームヘルパー2級資格と個人タクシー免許を取得し、既存の介護タクシー会社をリサーチしながら、着々と開業に備えた大亀さん。

そして、準備開始から3年後の今年4月1日、ついに軽ワゴン車を使った介護タクシー事業の開業にこぎつけたのです。
開業から2ヵ月目の現在、顧客数はすでに20名を超えたとのこと。

「大亀介護タクシー」は今後、地域のお年寄りにとって、かけがえのない存在になっていくことでしょう。