緑茶に含まれる「テアニン」という成分に、優れた認知症予防効果があることがわかりました。
伊藤園中央研究所は、大阪市立大学大学院医学研究科の片岡洋祐講師ら3名との共同研究を通じて、テアニンを豊富に含有する緑茶の習慣的な摂取が、高齢者の認知症予防に役立つことを突き止めたのです。
伊藤園中央研究所は、この研究成果を第63回 日本栄養・食糧学会において発表することにしています。
緑茶含有のアミノ酸成分であるテアニンを多く含むのは、玉露、抹茶、そして新茶です。
伊藤園中央研究所によれば、テアニンは、記憶機能を受けもつ脳神経細胞を保護する作用をもたらすのだそうです。
伊藤園中央研究所は、動物実験などを経て、2001年からは、人体への効果を裏づけるための予備研究を継続し、高齢の健常者や軽度の認知症患者にテアニンを多く含む緑茶を摂取させることを通じて、テアニンには、認知機能低下を押える効果があるという結論に至りました。
緑茶を愛飲すれば認知症にかかりにくくなるわけですから、毎日緑茶を飲むことが多い高齢者にとっては、大きな朗報と言えるかもしれません。