岩手県の医療拠点である岩手医大付属病院(盛岡市)に、先ごろ「認知症疾患医療センター」が開設されました。
「認知症疾患医療センター」は、岩手県が、認知症の早期診断を推進し、介護サービス事業者とも連携を図りながら、地域における認知症患者の介護態勢を構築するために、設置に踏み切ったものです。
「認知症疾患医療センター」では、認知症専門医のみならず、臨床心理士および精神保健福祉士も診察に加わったり、カウンセリングに対応したりすることによって、手厚いケア体制を整えています。
「認知症疾患医療センター」が認知症の診断をおこなう場合は、MRI(磁気共鳴画像装置)やCT(コンピューター断層撮影装置)などの最新機器を使用し、認知症の正確な早期発見に努めています。
また、介護サービス事業者や地域の開業医との診断情報の共有にも熱を入れており、認知症患者が充実した介護サービスを受けられる体制作りにも寄与することになります。
現在、岩手県内で要介護認定を受けている方の60%程度が、脳疾患やアルツハイマー病による認知症にかかっていると推定されています。
こうした現状を漸次改善していくためには、認知症の予防ケアも不可欠でしょう。
そうした意味において、「認知症疾患医療センター」の存在意義は、きわめて大きいと言えるかもしれません。
「認知症疾患医療センター」の外来受付時間は、下記の通りとなっています。
外来受付時間:月~木曜の午前9時~午後4時
電話相談:019-652-7411