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2009年2月4日水曜日

外向的な高齢者は認知症になりにくいことが判明

外向的な性格を持つ高齢者は、アルツハイマー病の発症リスクが低いとことが明らかになりました。

スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所は、高齢者の性格とアルツハイマー病などの認知症の発症との因果関係について、長期間にわたり研究を続けてきました。

カロリンスカ研究所の研究報告によれば、行動的で大らかな性格の高齢者は、細かいことにこだわる神経質な高齢者に比べ、認知症が発現しにくいのだそうです。

カロリンスカ研究所は、認知症にかかっていない高齢者506名に対し、ライフスタイルや性格面の調査をおこない、調査開始から6年後、506名中144名に認知症の症状があることをつきとめました。

性格の特徴と認知症の発症との関係をみると、激したりすることのない穏やかな性格の持ち主は、極端に神経質な性格の方に比べ、認知症の発症リスクが50%も低いというのです。

また、性格の穏やかさに加え、社会活動に積極的に関わろうという外向性を持ち合わせている高齢者も、同様に認知症の発現率がきわめて低いことがわかりました。

アメリカ・アルツハイマー病協会の研究によれば、アルツハイマー病の場合、具体的な症状が現れるよりもかなり前から、アルツハイマー病の病理学的な兆候は始まっているのだそうです。

高齢化が進行する日本でも、認知症患者は急速に増えつつあります。
アルツハイマー病を予防するためには、アルツハイマー病を誘発する危険因子の発見が急務でしょう。

そうした意味でも、性格と認知症発症リスクとの因果関係を明らかにした今回の研究成果は、たいへん意義深いものと言えるかもしれません。