認知症予防効果があるとされるドコサヘキサエン酸(DHA)。
このドコサヘキサエン酸を多量に含む魚肉ソーセージを食べ続ければ、認知症を予防できるのかどうかを調査する臨床実験が、11月1日から島根県川本町で始まります。
この実験では、2年間にわたり高齢者に魚肉ソーセージを食べてもらい、DHAの認知症予防への有効性を検証することにしています。
10月31日、被験者になる高齢者は、料理教室でソーセージの調理法を学び、臨床実験開始に備えました。
今回の実験は、島根大医学部の橋本道男准教授の主導のもと、60~80歳代の110が被験者となります。
2年間にわたる臨床実験なので、料理教室では、飽きのこないさまざまな食べ方が提案されました。
実験では、110人の被験者を2つのグループに分け、DHA入りのソーセージと、比較対象となるカロリーが同等のソーセージを、それぞれ毎日1、2本食べてもらうことにしています。
実験期間中は、記憶力や血液を半年ごとに検査し、DHAの摂取量と認知機能との関係性を解明していくとのこと。
安価に購入できる魚肉ソーセージの摂取が、効果的な認知症予防につながれば、高齢者介護対策への有効打として大いに注目が集まりそうです。