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2008年10月27日

介護用紙おむつの市場規模が子ども用おむつにに迫る勢い

介護用大人向け紙おむつの大手ユニ・チャームと花王が、介護用パンツ型おむつの改良を重ね、使用する高齢者の転倒を防止するといった、”はきやすさ”を追求することで、市場のシェアを激しく競い合っています。

紙おむつ市場では、少子高齢化の影響から大人用紙おむつの需要が伸び続けており、2012年には、販売金額で子ども向けおむつの市場規模に並ぶ可能性すらあります。

大人向け紙おむつのシェアが4割を超える首位のユニ・チャームは、大人用紙おむつの市場規模は生理用品よりも大きく、市場全体で1100億円に及ぶ販売金額は、今後さらに拡大するだろうと見ています。

ユニ・チャームの新製品は、パンツ型おむつの両脇を何度でも留められるテープにした点が特徴的で、膝下までズボンや下着を下げるだけで交換することが可能です。

大人用紙おむつのシェアの2割を占める、業界第2位の花王は、お年寄りがパンツをはくときのふらつきを防止する点に工夫をこらしました。
花王は、高齢者が紙おむつを引っ張り上げやすいように素材の伸縮を改良し、紙おむつをはくときに転倒しにくい構造の新商品を開発したのです。

大人用紙おむつ業界各社によれば、2007年の国内の紙おむつの市場規模は、およそ2400億円に達しています。

この中で、子ども向け紙おむつが約1300億円に留まり停滞し続けているのに対し、大人用紙おむつ市場は毎年3~4%の伸び率を示していますから、今後、紙おむつ業界での少子高齢化の波は、年を追うごとに一層顕著になっていくことでしょう。