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2008年10月1日

現役社会福祉士が書いた現場体験本『必察!認知症ケア』が発売

栃木県佐野市田沼町で認知症高齢者向けの通所介護デイホームを運営している社会福祉士永島徹さんが、認知症ケアの現場で得た経験を生かし、『必察!認知症ケア』(中央法規出版)という本を出版しました。

著者の永島さんは、地域社会に根ざした福祉拠点を設置しようと志し、2003年にNPO法人を設立し、現在は認知症対応型通所介護デイホーム「風のさんぽ道」などを運営しています。

永島さんは、認知症ケアで重要なポイントとして、「認知症の人の表面的な行動ではなく、どんな思いで生きているのか思い察すること」をあげています。

どうしても入浴したがらなかった女性高齢者の事例をあげ、永島さんは、「求めているのは、風呂に入れてくれる人ではなく、自分の体のことを心配してくれる人の存在なのではないか」と語り、介護のプロならではの指摘をしています。

こうした場合は、「おばあちゃんのお医者さんが温浴療法を勧めているんですよ」などと語りかけることで、入浴への抵抗感を取り除くことができたのだそうです。

『必察!認知症ケア』は、認知症患者を多く抱える介護施設関係者や、認知症の要介護者の日々の介護にあたるご家族にとって、正に福音の書と言えるかもしれません。