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2008年8月30日土曜日

緑茶のカテキンの認知症予防効果とは?

緑茶を1日2杯以上飲む習慣がある方は、カテキンの働きで認知症にかかりにくくなることが、最近の研究で明らかになってきました。

緑茶のカテキンの認知症予防効果を突き止めたのは、東北大学大学院の栗山進一准教授らのグループです。

東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野の研究者たちは、仙台市内の1地区の70歳以上の高齢者に対し、寝たきり予防の聞き取り調査をおこない、認知機能検査を受けた1003名の方に緑茶を飲む回数を訊ねました。

その調査結果によれば、飲む回数が1日2杯以上と回答した高齢者は、週3杯以下しか飲まない方に比べ、認知障害にかかる割合が53%も低くなることが判明したのです。

東北大学大学院医学系研究科グループが2006年にこの事実を公表するや、海外研究者などからの問い合わせが多数寄せられたそうです。

栗山准教授によれば、緑茶に含まれるカテキンが神経細胞を保護するため、神経細胞が死んで脳が萎縮する認知症の発症が抑制されるとのことです。

また、緑茶中には、カテキンのみならず、神経細胞を保護する作用をもつアミノ酸の一種である「テアニン」も含まれていることがわかりました。

緑茶を飲むという習慣を身につけるだけで認知症を予防できるのですから、栗山准教授らの研究成果は、高齢化社会における認知症患者の増大に歯止めをかける有効策として大いに注目を集めることでしょう。