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2008年4月26日土曜日

特別養護老人ホームの「入所待ち」の深刻な実態

特別養護老人ホームへの入所希望者が入所待ち状態に置かれている厳しい現実が、京都府の調査で明らかになりました。

京都府は、京都市以外の府内各地域の特養老人ホームの入所申込者(待機者)の実数をまとめました。

その結果、昨年6月現在の実入所申込者数は2747人に上り、2年前に実施した前回調査よりも、116人(4・4%)増加し、その数は過去最多に達していることがわかりました。

地域別の調査結果を見ると、最も実入所申込者数が多かったのは、丹後の538人(増加率21・2%)でした。
以下、乙訓の361人(増加率20・7%)、南丹の259人(増加率10・7%)の順となっています。

また、複数施設への掛け持ち申込み者や、他施設への申し込み者などを含めた総入所申込者数は、1万1753人に達し、前回調査時点に比べ3割程度の増加を見せています。

京都市除く京都府内の特別養護老人ホームは、73施設あり、入所待ち状態に置かれている入所希望者は、各施設の入所者の実数でおよそ40人という計算になるそうです。

京都府は、増加するニーズに答えて施設整備を急ぐ考えです。

ちなみに、京都市内の特別養護老人ホームは、現在56施設あり、およそ4200床が確保されています。
京都市の入所申込者数については、重複申し込みや転居などで実態を把握しにくいため、まだ調査していないとのこと。

京都市内の特別養護老人ホームも、京都市以外の特別養護老人ホームと同様の実態であることは、容易に推察されますから、入所申込者数調査の早期実施が望まれるところです。

無論、特別養護老人ホームへの入所希望者が入所待ち状態にあるのは、京都府だけではないでしょう。

各都道府県は、入所待ち者の実態把握のために、早急に調査をおこなうべきではないでしょうか。